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航空業界にブロックチェーンを導入することでのメリットや実例を紹介

航空業界にブロックチェーンを導入することでのメリットや実例を紹介

 

空港は人の出入りが非常に多く、利用者の予約やキャンセル、ポイント利用での決済など数多くの取引が行われています。こういった様々な業務にブロックチェーン技術を利用して合理化することで、正確に処理をして効率良く管理することが可能になります。またサービス業務だけでなく、飛行機の整備や部品管理までを管理することができます。今回は航空業界とブロックチェーンの関係性について詳しく解説します。

 

「航空チケット情報をブロックチェーンで一括管理」

航空のeチケットとは、Webサイトや電話からの飛行機の座席予約を電子的に航空会社のシステムに記録したもので、データベースに登録されています。これはこれで航空会社によって管理されているので、何の問題もないように思われます。

 

しかし何らかの理由でデータが消失、あるいはハッキングされる可能性もあります。そこでブロックチェーンをシステムに導入し、チケットをトークン化することでデータを守ることができます。

 

さらにスマートコントラクトを活用して航空チケットがいつ購入され、いつ搭乗者が搭乗し、どう言った追加条件があるかなどの関連する詳細情報も一括して管理することができます。

 

「デジタルチケット」としても活用することができ、企業や個人に対して条件付きで公開することもブロックチェーンには可能なので、世界中からどこでもリアルタイムに確認することができます。

 

もちろん顧客が搭乗したのか、まだしていないのかも情報は直ぐに更新されます。航空のチケットは今までもシステム管理はされていますが、ブロックチェーンを利用したデジタルチケットにすることで、航空会社の業務は自動化され、手間や時間などのコストダウンを期待することができます。

 

「予約情報を安全に管理できる分散型情報管理」

上記のようにブロックチェーン上で顧客の予約情報を管理すれば、航空会社側だけでなく、搭乗者も簡単に予約確認ができ、さらに搭乗手続きでもスムーズに予約データの認証を行うことができます。

 

また航空チケットに関する情報はブロックチェーン上で暗号化され、分散型管理されているので外部からの不正アクセスされるリスクを減らし、高い安全性によって守られます。

 

つまり予約情報を安全な状態で管理しながら、さらに効率良く確認作業を搭乗する際に行うことが可能になります。セキュリティ強化は航空業界にとっても重要な課題です。セキュリティーは搭乗の記録や飛行記録、搭乗組員の情報はプライバシーを保護すると共に、テロの脅威からも守ります。

 

サーバーによって情報を守っているリスクは、サーバーが万が一ハッキングされた場合です。しかしブロックチェーンにはサーバーという概念はなく、ネット上の分散型管理されているのでセキュリティを向上させることができ、ハッキングされ情報流出されるリスクを軽減させることが可能です。

 

「飛行機のメンテナンス記録をブロックチェーンに」

飛行機のメンテナンス記録や関連情報をブロックチェーン上で管理することで合理化することも可能です。従来のメンテナンスの情報管理は誰でも容易にアクセスできるデータベースではなく、そのため紙で情報を保管していたケースもあるぐらいです。

 

そこでブロックチェーン上でメンテナンスが記録されれば、調達された部品のメーカーや流通ルートなどの登録もできます。その結果、部品の正当性を証明し、さらに飛行機の初期状態からどの部品に交換され、誰によって修理交換されたのかといった情報をスマートコントラクトによって管理することが可能です。

 

メンテナンス状況を常に更新することができ、管理情報が一元化されているので、誰にでも見やすい状態で安全に管理されています。機体のメンテナンスは事故を起こさないための最も重要な部分です。

 

ブロックチェーン技術を用いることで情報管理ミスを防ぎ、飛行機の安全性をさらに高めることにも繋がります。

 

「フランス大手航空会社でブロックチェーンによる情報管理」

すでにブロックチェーンを導入している航空会社は存在します。その1社がフランス大手航空会社の「エールフランスKLM」です。ブロックチェーン技術を活用して旅行・航空業界が抱える問題を解決に導いている会社「ワインディング・ツリー」と提携し、エールフランスKLMは情報管理のコスト削減を目指しています。

 

ワインディング・ツリーが提供しているサービスは、ブロックチェーン上でホテルの空室情報や航空チケット情報を管理し、仲介業者を削減し旅行者と航空会社を直接繋ぐことが可能です。

 

仲介業者がなくなることで、仲介手数料の削減や効率的なチケット予約が可能になり、従来よりもコストを下げることができれば、航空会社は顧客に対して質の高いサービスを提供することができるようになると、期待されています。

 

ワインディング・ツリーは非営利のブロックチェーン企業で、主に「分散型の旅行供給システム」によって航空会社やホテルなどの企業と旅行代理店の橋渡しを行なっております。

 

その際に利用されているイーサリアムベースのトークン「Winding Tree」は、先ほども言ったようにホテルの空室情報や航空チケットの管理をスマートコントラクトで管理しています。

 

エールフランスKLMのソニア・バリア氏は「ブロックチェーンによって旅行業界に革新をもたらすだろう」と述べています。

 

「ロシアの航空と航空燃料事業会社が燃料供給にブロックチェーン」

ロシアの格安航空会社(LCC)エスセブン航空と国営の航空燃料補給事業の運営会社ガスプロム・ネフチは、ブロックチェーンを活用した濃く食う燃料自動決済システム「航空燃料スマートコントラクト(AFSC)」を開発しました。

 

複数のメディアによると、開発されたAFSCシステムは燃料を補給する時点で燃料の即時決済が可能で、前払いや銀行保証の必要性もなく、航空会社と燃料供給業者の財務リスクを大幅にコストダウンすることができると発表しています。

 

このシステムを活用することで、航空輸送運営のプロセスに置いて、素早い処理と業務の効率化がアップし、大幅なコスト削減が実現します。ブロックチェーンによりAFSCシステムで管理される給油作業のデータは正しいことが保証されています。

 

したがって航空会社、銀行、燃料補給会社の3社間の取引はほぼ自動化され、また取引内容には透明性が向上するので、給油から決済までのプロセスをスピーディーに行うことができます。

 

この革新は、航空業界に多くの可能性をもたらすとして、ガスプロム・ネフチの物流・精製・販売担当副社長のアナトリー・チェナー氏は「航空業界の技術と運用の効率性を新たなレベルに押し上げる」と述べています。

 

「航空業界にブロックチェーン導入についてのまとめ」

ブロックチェーン技術はすでに様々な業界に導入され、航空業界でもすでに活用され始めています。航空業界が今後変化していくことで、搭乗手続きが早くなるだけでなく、チケットの予約決済から搭乗までがブロックチェーンで管理され、今まで以上に安全で快適に飛行機を利用できるようになります。またコスト削減が成功していくことで、私たち利用者側への質の高いサービスも実現されることを期待しましょう。

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