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ドバイ独自仮想通貨「emCash」がPnudiXの支援を受け2019年公開へ

ドバイ独自仮想通貨「emCash」がPnudiXの支援を受け2019年公開へ

 

ドバイの独自仮想通貨として開発が進められている「emCash」の利用開始が近づいており、この仮想通貨を本格的に導入するためにバイナンスの人気投票で優勝した「PnudiX」という仮想通貨が提供しているPOSデバイスが支援をしていくことが発表されました。今回はそんな2つの仮想通貨について詳しく解説します。

 

 

「バイナンスでの第7回目人気投票で優勝した「PundiX(NPXS)」とは」

PundiX(NPXS)はERC20のトークンです。もともと「PXS」が主流でしたが、イーサリアムの価格が急激に上がったことで、予定していた価格よりも高くなってしまい、そこでリニューアルされたトークンが「NPXS」です。

 

PundiX(NPXS)は販売時点情報管理(POS)システムで、このシステムは「いつ、どこで、何の商品が、いくらで、いくつ売れたのか」を計測することができます。PundiXのPOSシステムを導入している店舗なら、ユーザーは仮想通貨をクレジットカードを使うように簡単に支払いで利用することが可能になります。

 

レジに設置されたスキャン部分にQRコードをかざすだけで、クイックペイやApple Payのように簡単に支払いを行うことができるようになります。レジで仮想通貨決済を行う時は、ビットコイン、イーサリアム、ライトコインなどの主要通貨を決済に利用するのは大きなメリットです。

 

クックペイやApple Payがあるなら利用する価値はあるのかと思うかもしれません。例えば、クレジットカードを使うほどではないけど、現金の持ち合わせがあまりない時や、クレジットカードはあまり使いたくないという人にとっては使い勝手が良いシステムです。

 

「PXSからNPXSにリニューアルした理由」

PundiXのトークンもともと「PXS」が主流でしたが、2017年からイーサリアムの価格が高騰したことで、PXSの価格も予定より高くなってしまったことで、一般生活の中での使用に支障をきたすようになりました。

 

つまりユーザーが日常の支払いで使いにくくなってしまい、1PXSを1000PXSに分割することで問題解決を目指しましたが、一部の投資家が反対したためPXSの分割は中止され、その代わりに「NPXS」が新しく発行されました。

 

2018年10月12日現在の価格は0.16円前後なので、日常生活で利用するには支障のない価格を推移しています。

 

「ジャカルタの500店舗ですでに利用可能」

仮想通貨は銀行を必要としないので、日本のように法定通貨のインフラがしっかり整備されている国では浸透しにくい傾向にありますが、銀行口座を持てない人たちや、自国の通貨が不安定な国では国家も国境も関係のない、仮想通貨を利用する傾向が強いです。

 

したがってジャカルタではすでに500店舗で導入されており、10万人以上が利用しています。今後3年間で70万台のデバイスを店舗に導入することを目指しています。

 

ICOで集まった資金3億5,000万ドルは、既にアメリカ、ブラジル、韓国などの世界中の小売市場にPOSデバイスが出荷され、日本を含むアジア各国にもPOSデバイスを配布するのに使われるそうです。

 

ユーザーが仮想通貨をいつでもどこでも売買したり、決済で使用できるようにし、10億人のユーザーが利用できるトークンになることを目指しています。

 

仮想通貨取引所Binanceの人気投票で優勝したことで6月21日から取引が開始され、今後さらなる認知度と流動性が上がると思われます。

 

「ドバイで開発が進められている仮想通貨emCashとは」

アラブ首長国連邦のドバイ経済開発省の支援を受けたemCredit社は、開発を進めてきた仮想通貨「emCash」を普及させるためにPundiXのPOSシステムと統合することを明らかにしました。

 

上記でも言いましたがPundiXのPOS端末を店舗に導入することで、簡単に仮想通貨を決済で利用することができます。POSデバイスは各小売店舗に導入され、ドバイ市民と居住者の両方が利用できるようにする方針です。

 

emCreditの広報担当者は「ドバイにとって国民にブロックチェーンベースの最先端技術の決済ソリューションを提供することは、世界で最初の都市であり、エキサイティングなことです。利便性とセキュリティで市民と加盟店に利益をもたらすでしょう」と話しています。

 

「ドバイ住民はemCashをどう利用するのか」

ドバイ住民は近い将来、emCashを学費や請求書など一般的な商品の支払いに使用できるようになるそうです。ブロックチェーンベースの決済を国家独自の仮想通貨emCashで行うことを支持しています。

 

POSデバイスの導入は段階的に行なっていく予定で、emCashが使用できる環境があれば自然と仮想通貨決済が浸透していくと予想されています。10年間をかけて10万台以上のデバイスを導入していく予定です。

 

現在はテスト段階であり、地方政府と規制当局の承認を待っているところです。今後のパートナーシップの詳細は、規制当局の承認を得た上で公開される予定とのことです。ドバイで本格的に利用が開始された場合、emCashの価格が上がる可能性もあります。

 

しかしそうなると投機目的にも使用され、ボラティリティが激しくなってしまう可能性があるので、アラブ首長国連邦の法定通貨「AED」に価格が連動している安定仮想通貨になります。

 

「emCashを開発したemCredit社とは」

emCreditはドバイ財務省によって設立された連邦法人として事業を行なっている、ドバイ初のクレジットビューロー(個人信用情報機関)です。ドバイ経済開発省傘下の子会社で、UAE銀行と協力し、個人や企業に関するリアルタイムのデータを提供しています。

 

emCreditは「国際的なテクノロジーの拠点としてドバイの地位を確信している、ブロックチェーンという最先端技術を取り入れることは重要であり、ドバイの住民や業者などに利便性と改ざんされにくい安全性を市民に利益をもたらします」と述べています。

ブロックチェーンは基本的に記録と履歴の閲覧ができ、改ざんされにくい特徴があります。経済に活用することで会計などが効率良く行え、消費者に対してはスムーズな決済をサポートしさらにはさらなる新しいビジョンによって、経済が活性化する可能性はあるでしょう。

 

「ドバイ独自仮装通貨emCashがPundixの支援を受けて公開へのまとめ」

ドバイではドバイ国民や企業のための仮想通貨が開発され、スムーズな普及を行うためにPundiXのシステムを導入することを発表しました。PundiXのPOSシステムを店舗に導入することで仮想通貨決済が簡単にできるようになることは、今後、決済に対する選択肢が増えることになります。

 

日本ではなかなか仮想通貨決済は普及しにくい環境なので、そういった国々でどう変化していくのかが楽しみでもあります。

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