1. HOME
  2. ブログ
  3. なぜ金本位制をやめたのか

なぜ金本位制をやめたのか

どうして金本位制ではない?なぜ金本位制を辞めたのか

どうして金本位制を辞めた?

今の日本は金本位制ではありません。
仮に今1万円札を日本銀行に持って行ったとしても、金と交換してくれることはまずありません。また、日本以外でもドルやユーロなども金本位制ではないのです。
では、金本位制を辞めた理由は何があるのでしょうか。

金の量が追いつかなくなった

まず、最も大きな理由としては世界中にある金の量よりも、もっと多くの通貨が必要になったということです。
基本的にどの国も金本位制を行っている以上、国は金を保管しなくてはなりません。
とはいえ経済が成長するようになると、金は金本位制の範囲で収まるような通貨の量だけでは通貨が足りなくなってきました。
このため、流通していなくてはならない通貨の量や通貨の価値を保証する金の量が少なく、通貨そのものが足りなくなってきていました。
金本位制のままであればその国や通貨を発行する地域の金の量が重要ですが、金の量との関係がなくなることにより、金を必要としなくなったのです。

管理通貨制度が主流となった

もう一つのポイントは、管理通貨制度が主流となったためです。
管理通貨制度とは、その国や地域などで特定の通貨を流通させるというものです。
例えば日本円は主に日本国内で流通する通貨として認識があると思います。
日本円を発行しているのは日本の国で、実務的なことは日本銀行が行っています。
このように、国や地域が主流となって通貨を管理し、それぞれの通貨の価値を保証するようになりました。

通貨管理制度のメリットとデメリット

通貨管理制度になることによって、その国の金の価値や所有する量は関係なくなります。
基本的にその国や地域が自由に通貨を発行できるようになりました。
その代わり、その国の価値が世界的にその通貨の価値だと判断されるようになります。
例えば国内が平和で安定しており、それなりに成長している国であれば今後目には成長するでしょうし、安定する可能性がとても高いでしょう。
このため、その国の価値も高いとされ、通貨の価値も高いとされます。
一方、国内で内乱が起きたり、政治が不安定な国の場合、その国のその後の成長には疑問がありますし、今後の成長も期待できません。
そうなると、その国の通貨は価値が低いとされ、。通貨の価値は変動しやすくなります。
管理している国や地域の安定性や成長度合いによって、価値も変わる傾向があるのです。

金の管理が難しい

最後に、金の管理についてのデメリットもあります。まず、金は手に入れにくいものです。
だからこそ価値があるのですが、同時に金の量を増やして発行する通貨量を増やすことは簡単ではありません。
次に、金の価値の高さです。
金は価値が高い場合、場合によっては銀や銅などのほうが価値が低い分使いやすい場合があります。日頃の買い物などであれば、通貨としては金は大きすぎました。
通貨管理制度にすることによって、より細かく1円単位の価値を保証できるというメリットもあります。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事